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人材確保等支援助成金(建設分野)とは?建設会社が使える条件と申請方法を徹底解説

2026/4/7

この記事の監修

LEE社会保険労務士事務所

厚生労働省管轄の助成金・補助金について専門家が内容を確認しています。

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人材確保等支援助成金(建設分野)は建設会社が使える?いくらもらえる?

結論から言うと、建設事業主なら全国どこでも申請可能なんです。建設業界の人材不足に悩む社長さん、多いんじゃないでしょうか?採用や定着に費用をかけても思うように人が集まらない...そんな建設会社のために、厚生労働省が「人材確保等支援助成金(建設分野)」という制度を用意しています。

この助成金は雇用管理改善や教育訓練、若年者・女性の入職促進など、建設業特有の人材課題解決を支援する制度です。
一般的な助成金とは違って、建設業に特化した独自の要件があります。
今回は、どんな建設会社が対象になるか、具体的な申請方法、よくある質問まで実務に即してお話ししていきましょう。

出典: 厚生労働省|建設事業主等に対する助成金

どんな建設会社が対象になるの?

対象となるのは、建設業を営む事業主(建設事業主)ですね。
条件はそれほど厳しくありません。

対象地域: 全国どこでもOK(都道府県の制限はなし)
対象業種: 建設業法に基づく建設業許可を受けた事業主
企業規模: 中小企業から大企業まで幅広く対象
雇用保険適用事業所: 雇用保険に加入している事業所であること

ここで気になるのが業種の範囲ですが、総合工事業(土木・建築)、職別工事業(電気・管・塗装・内装など)、設備工事業など、建設業の全29業種が対象となっています。
たとえば従業員15人の内装工事会社でも、建設業許可があり従業員を雇用していれば個人事業主でも申請可能なんです。

助成金の種類と金額はいくら?

人材確保等支援助成金(建設分野)には複数のコースがあって、それぞれ支給額が異なります。
主なコースを見てみましょう。

主なコースと助成内容

コース名 対象となる取組 助成額の目安
雇用管理制度助成 評価・処遇制度、研修制度、健康づくり制度など 制度導入費用の一部(詳細は要確認)
若年者及び女性に魅力ある職場づくり事業 女性専用トイレ・更衣室整備、若手育成プログラム等 経費の一定割合(上限あり)
作業員宿舎等設置助成 作業員宿舎、賃貸住宅の整備 建設費用・賃借料の一部
建設労働者確保育成助成 認定訓練の実施、技能実習の実施 訓練経費・賃金の一部

※具体的な金額は各コースの要件・事業規模により異なります。詳細な金額については、最寄りの都道府県労働局またはハローワークにお問い合わせください。

出典: 厚生労働省|建設事業主等に対する助成金

申請の流れは?いつまでに申請すればいい?

申請の流れは意外とシンプルで、5つのステップに分かれています。

まず計画書の作成・提出から始まります。
取り組み内容を記載した計画書を作成し、実施予定日の6ヶ月前~1ヶ月前までに管轄の都道府県労働局に提出しましょう。
次に計画の認定をもらいます。
労働局が計画内容を審査し、認定を受けるまで通常1~2ヶ月かかりますね。

認定を受けたら取組の実施に移ります。
認定を受けた計画に基づき、雇用管理改善や研修等を実施してください。
取組完了後は支給申請となり、2ヶ月以内に支給申請書と証拠書類を提出する必要があります。
最後に審査完了後、指定口座に助成金の受給となりますが、通常3~6ヶ月はかかります。

ここで重要なポイントがあります。申請期限は各コースや年度により異なるため、必ず事前に都道府県労働局で確認してください。
予算の都合上、年度途中で受付終了となる場合もありますから。

どこに申請すればいい?必要書類は?

申請先

申請先は本社所在地を管轄する都道府県労働局になります。
支店や営業所が複数ある場合でも、本社の所在地で判断されるんです。

必要書類(一般的な例)

必要書類は結構多いので、事前に準備しておきましょう。
人材確保等支援助成金計画書(所定様式)、建設業許可証の写し、雇用保険適用事業所設置届の写し、労働者名簿、賃金台帳、就業規則(10名以上の事業所の場合)、取組内容を証明する書類(見積書、契約書、領収書など)、誓約書(所定様式)が基本的な書類です。

※コースにより必要書類が異なります。
申請前に必ず労働局で書類リストを確認してください。

出典: 厚生労働省|建設事業主等に対する助成金

よくある質問(FAQ)

Q1. 個人事業主でも申請できますか?

A. はい、可能です。
建設業許可を持ち、従業員を雇用して雇用保険に加入していれば、個人事業主でも申請できます。

Q2. すでに取組を開始している場合は対象外ですか?

A. 原則として、計画認定前に開始した取組は助成対象外です。
必ず計画書を提出し、認定を受けてから取組を開始してください。

Q3. 他の助成金と併用できますか?

A. 同じ取組に対して重複して受給することはできません。
ただし、異なる目的・取組であれば他の助成金との併用が可能な場合があります。
詳細は労働局にご確認ください。

Q4. 申請から受給まで何ヶ月かかりますか?

A. 計画提出から助成金受給まで、通常6ヶ月~1年程度かかります。
計画認定に1~2ヶ月、取組実施期間、支給審査に3~6ヶ月が目安です。

Q5. 元請業者だけが対象ですか?下請でも申請できますか?

A. 下請業者も対象です。
建設業許可を持つ事業主であれば、元請・下請を問わず申請できます。

まとめ:人材確保等支援助成金(建設分野)の活用ポイント

人材確保等支援助成金(建設分野)について、重要なポイントをまとめておきますね。

補助金名: 人材確保等支援助成金(建設分野)
対象: 建設業許可を持つ建設事業主(全国対応)
金額: コースにより異なる(詳細は労働局に確認)
申請先: 本社所在地を管轄する都道府県労働局
申請期限: 各コース・年度により異なる(事前確認必須)
申請の流れ: 計画提出→認定→実施→支給申請→受給

建設業界の人材不足は深刻化していて、採用コスト・教育コストは年々増加している現実があります。
この助成金を上手に活用すれば、雇用環境の改善や若手・女性の採用促進にかかる費用負担をかなり軽減できるでしょう。

申請を検討している社長さんは、まず管轄の都道府県労働局またはハローワークに相談し、自社に合ったコースと具体的な申請スケジュールを確認することをおすすめします。

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出典: 厚生労働省|建設事業主等に対する助成金

本記事は公開時点の情報をもとに作成しています。
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